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こんばんは。
図書室にてスタンドバイミーに出てきた本をしっかりご紹介しようと思って忘れていたのでのせておきます。
夏の庭/湯本香樹実
高瀬舟/森鴎外
岳物語/椎名誠
砂の女/安部公房
金閣寺/三島由紀夫
深い河/遠藤周作
スタンドバイミー/スティーブンキング
3文字多くね?漢字にしてみて今気づきました。
あと、さっき気づいたんだけれども携帯で見てる人にはちょっと意味不明になってるかもしれないですね、この話。文字数によってはズレちゃってるかもしれない。そんな方は文字を小さくして読むか、作品の頭文字を脳内でつなげて読んでみてください。
本の内容に意味を持たせているわけではありません。ただ面白い作品ばかりなので読んでみてください。
さて、せっかく本のお話になりましたので、私の大好きな作品を紹介します。
大好きな作品、とてもたくさんありますが、今回短編を書いたということで、私が短編を大好きになったきっかけの作品をご紹介したいと思います。
芥川さんの短編は大変秀逸なものが多いと思います。
私がその中でも特に好きなのは←の文庫に収録されている「蜜柑」という作品です。
あらすじを説明するのがどうも難しいのですが(いかんせん短いので)一応説明します。
倦怠と疲労を感じている主人公が電車の一等車両に乗っていると、貧しい身なりの田舎娘が車両に入ってくる。三等切符を持って入ってきたうえに、トンネルの中で窓を開ける娘に対し、主人公はただ腹立たしさを覚えます。しかしトンネルを抜けた時、田舎娘が、おそらく見送りにきたのであろう弟たちにむけて電車の中から蜜柑をばらまく。そのあまりの鮮やかな光景に主人公の心は満たされる。というようなお話。
なんというかへたくそな説明で申し訳ないです。
でも本当に文章が美しくて、何度も何度も繰り返し読んだ作品です。読んでいるこちらまでもが、蜜柑のあざやかなオレンジを想像して気持ちが暖かくなります。
実はこの作品を最初に読んだきっかけは、センター試験を勉強する時の問題集の一つに入っていた、というようなものだったのですが、問題を読み解くのも忘れて夢中で読んでしまいました。しばらく経っても忘れられず、文庫本を買いに走った、といういきさつがあります。現代文の問題はしばしば面白い作品が取り扱われますよね。文章が美しいといえば、「図書室にてスタンドバイミー」でも扱った「高瀬舟」の文章も好きです。あと、川端康成の文章もいいなあ。
川端さんといえば、彼は百合っぽい小説を書いていますよね。
なんだか立ち読みした記憶があるのですがタイトルを忘れてしまった。
なんか、気に行った後輩に花と手紙を送る女子高(だったっけ?)の話。元祖マリみてみたいなやつ。
すごく萌えたような覚えがあります。川端康成じゃなかったっけ…?
さて長々と語ってしまいました。申し訳ない。
もし機会があれば「蜜柑」を読んでみてください。
追記からは拍手レスです。
ぱちり、とやってくれた方もありがとうございます。
12.10 ハルさん
ただいまー(*´∀`*)ノ
懐かしいですよねー図書カード。すごく好きだったんだけどなあ。
よく本を読む男子が「俺三枚目ー。」とかいって自慢してたり。
そうそう、知ってる名前が出てきて「おおっ!」って思ったり、逆に自分の前の人は
ずいぶん前の卒業生で、自分が久しぶりにこの本を掘り出したんだと嬉しくなったり。
でも、本の量は膨大で管理が難しいから、バーコード便利なんだろうなー。
気にいっていただけたみたいでよかったです。
久しぶりの更新だったので、そんな風に言っていただけて嬉しかったです。
またお暇な時いらしてください。
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